IT業界における心の不調とそのケアの仕方

あまり上質ではない職場環境の中で、プログラマーやエンジニアとして働いていると、心に不調きたすケースが少なくありません。
残業や泊まり込みが多いのもそうですが、一番つらいのはその作業に終わりが見えないことです。
そもそも、やりがいというものは、努力と成果の繰り返しによって形成されていきます。

しかし、開発プロジェクトは長いものなると、半年や1年などという長期間に渡るものも珍しくありません。不具合が発生したりすると、それが数年に渡ってしまうこともありうるのです。
成果を先延ばしにされて、努力だけを強要されると人の心は疲弊していきます。
それはまるで、積み上げた小石を鬼によって崩される賽の河原のようです。
IT業界における一部の案件が、デスマーチと呼ばれる由縁がそこにあります。

そんな無間地獄から抜け出すために活用したいのがキャリアデザインです。
これは、仕事をしていく上での目標を明確にし、それに基づいて計画をたてることを指します。
それにはまず、この仕事でやりたかったことをもう一度思い出すことが必要です。
そして、そのために今できることは何かを考えます。
さらにそこに、自分に向いているのかという要素も加味します。
そうやって、デスマーチの中で見失った目的地と道筋を再認識するのです。
それができれば、心が摩耗することもなくなるでしょう。
キャリアデザインの結果、自分の進むべき道が見えてくることで、転職という選択肢も増えてくるはずです。

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